説明書

何かものを買うと説明書ってついてきますよね?
ちょっとしたものでも、商品そのものに書いてあったり、箱に書いてあったりしますよね?
私はソフトウェアエンジニアをしているのですが、この業界には作ったものに説明書をつける。
というごくごく当たり前のことをしない文化が根付いているように思います。
前々から疑問でなりませんでしたが何故作ったものに対して説明書を作らないのでしょうか?
最近ではお金だして買った雑誌でもそんな傾向が見られます。

会社の先輩から渡された雑誌に、とあるAPIの使用説明みたいな記事が掲載されていました。
「この記事のサンプルをやってみたいんだけどベースとなるプロジェクトを作ってくれない?」
と言われたので、雑誌に書いてある手順に従って作ってみようとすると・・・・
できませんが・・・(汗
そもそもAPIを使うだけのようなこと言っておきながら、なんでAppサーバが必要なんですか・・・?
ウェブサービスを使いたいだけでAppサーバが必要って意味分かんないですけど・・・(汗
しかも結構な勢いで説明を省略するもんで、ある程度Webアプリ作ったことがないと無理なんですが?という内容でした。
導入手順の説明通りにやってできないし、新しくも面白くも無さそうなので途中で放棄です。

なんで説明をはしょったりするのでしょう?
(雑誌だからページ数の都合かもしれませんが・・・)
せっかくの記事もこれでは台無しです。
ってか、ロクでもねー雑誌だなこりゃ。
なんて思いましたが、自分もお客に対して同じようなことしてんだなぁ。と痛感させられました。
きっと、
「あぁ~作ってもらったのはいいけど説明書がないから良くわかんねーよ!」
って言われてんだろうな~。
これからはお客だけじゃなく、一緒に仕事する人とかにも何を作るのか、何を作ったのかってのを分かってもらえるように努力しよーっと。

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